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ずっと安心して住める住まいにするために、高耐久への工夫をしています。
木は湿気を持たせずに適度に乾燥した環境に置いてあげれば、腐朽や蟻害なども起こらず、とても優れた耐久性を発揮してくれます。
住まいの耐久性が損なわれるいちばんの原因は水です。木材が濡れた状態にしてしまうことで腐朽菌が繁殖して木材が腐って脆くなったり、蟻害を受けやすくなります。雨漏りを防ぐ雨仕舞いは当然として、構造体の中の結露が一番のリスクと言えます。結露を防ぐには、建材の透湿抵抗などの物性を理解し、通気経路を確保して水蒸気を速やかに排出するのが大切です。適切な材料の選択と丁寧な作り込みで長持ちする住まいをつくります。
一般的に使われている有機系の防蟻剤は安価ですが、問題点が2つあると考えます。
ひとつは「使用禁止にしている国もあるほど安全性を疑われる薬剤」で、住む人の健康への影響が心配される点です。ふたつ目は防蟻効果の持続期間が短く5年程度で再処理が必要と言われています。
ですが新築工事が終わってしまえば、「物理的に土台や柱に防蟻剤をしっかりと最処理をすることは不可能」となってしまう点です。そこで世界的な主流となっているホウ酸防蟻剤での防蟻措置を標準としています。ホウ酸は自然界に存在する安全性の高い物質です。弱点は水に流れやすい点ですが、工事中に雨に当たらないように養生をして施工をしています。
イシハラアーキテクトでは、個別コンサルティングを行っております。
お住まいに関する疑問などお気軽にご相談ください。